アナウンサーの仕事は「キク」ことから

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こんにちは晴れ
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。

今日は、アナウンサーの仕事についてお伝えします。

このブログを読んでいるあなたは「えはてなマーク今更、アナウンサーの仕事についてはてなマーク」と思ったかもしれませんね(笑)。

「アナウンサーの仕事はテレビやラジオに出演して伝える仕事」
その認識は間違いではありませんし、目に見えて一番分かりやすいですね。
しかし、今日お伝えしたいことは、そのテレビやラジオに出演する前段階の話です。

アナウンサーの仕事は「キク」ことから始まります。

NHK地方局では、アナウンサー自らが話題を探して番組やコーナーを企画します。
このとき、一番初めに行うことが電話取材なのです。

話題が番組として成立するために必要な要素を、まずは電話でお伺いします。
そのときに必要になるのが「訊く力」です。
こちらの意向を「伝える」のではなく「訊く」のです。

その後、電話取材で伺った内容をさらに詳しく知るために、実際にお会いしての取材を行います。

取材のときも、メインは「訊く」です。
そして、取材相手の方のお話を「聴く」のです。

アナウンサーの仕事が目に見えて分かりやすいのが「テレビやラジオに出演して伝えること」ですので、勘違いされやすいのですが、番組やコーナーを企画するためには「伝える力」以上に「訊く力」と「聴く力」が重要なのです。

なぜなら、「訊く力」と「聴く力」がなければ情報を集めることができないからです。
情報を集めることができなければ「なにがおもしろいのかはてなマーク」「なにが珍しいのかはてなマーク」を説明することができず、番組やコーナーとして成り立つかどうかの判断もできません。

アナウンサーの仕事は「訊く力」と「聴く力」の両方がとても大切なのですキラキラ

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