こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
今日は、アナウンサー希望者によく相談される「自己PR書問題」についてお伝えします。
「NHKキャスター・リポーター試験で、民放に応募していたように“自己PR書」を作成して応募するべきかどうか？」
過去、質問された私はこう答えていました。
「私が面接官だったら、提出書類に書かれていないものを送ってきた時点で“この子は我が強い”と判断する。だから、提出書類に書かれていないものは送らないほうがいい」
NHKという組織は、民放と違って「個性がある」ではなく「我が強い」という風に判断します。
「我が強い」人はNHKという組織には不要なのです。
しかし。
あるとき、自己PR書をつけて応募した方が合格しました。
このときから「あれ？“我が強い”という判断にならない場合もあるのかも…」と思うようになりました。
以来「自己PR書をつけて応募してもいいでしょうか？」という質問に対しては、こう答えています。
「自分がつけたいと思うならつけたらいい。でも、時間もないし、つけなくてもいいと思うのであれば、つけなくてもいい。好きにしたらいいよ」
自己PR書をつけてもつけなくても合格する人は合格します。
統計として、当アナウンススクールの生徒たちは、自己PR書をつけずに合格した人の方が多いです。
ご自身が自己PR書をつけることで納得するのであればつけたらよいですし「そもそも自己PR書を作成している時間なんてない」という方はつけなくてもよいです。
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