アナウンサーになりたいあなたは「感じがいい人」?~その2~

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こんにちは晴れ
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの
相澤静です。

前回に引き続き、今回も「感じのいい人」がテーマです。

前回は「取材相手の方に感じがいいと思われる必要がある」と
お伝えしました。

局内の人間ともうまくやっていけるかという目線でも
面接官にチェックされています。

「放送」「番組」というものは、実に多くの人たちが
携わって出来上がっています。

アナウンサー、もしくはディレクターが取材したものを
カメラマンと音声マンが「映像」という形にし
編集マンが「映像」を効果的なものに仕上げます。

このとき、すべてをお任せするのではなく
自分の意思を伝えて二人三脚で進めていきます。

ナレーションを入れる際には
自分で書いた文章を上司にチェックをしてもらい、
OKが出たらナレーションを吹き込みます。
ここまできたら、放送に出すVTRが完成です。

しかし、これで終わりではありません。

放送当日。
自分が出演して伝える場合には、どんな演出をするのか、
スタッフに伝えたり相談をしたりします。

メインのアナウンサーに紹介してもらう際には
どのようなコメントで紹介してもらうのがいいのか、
メインのアナウンサーにも相談や報告を。

当日の番組の責任者にも自分の出演する部分について
報告します。

当日にテロップを入れるときには、テロップ作成者に
自分の出してもらいたいテロップの原案を渡します。

そして、リハーサルをします。
リハーサルでは、修正したほうがいい個所などを
多くの人に見てもらいます。
修正があれば修正し、なければ、あとは本番を迎えるのみです。

こうして、番組がスタートするのです。

わずか数分の企画やリポートを放送するために
局内のほとんどの人とコミュニケーションを図る必要があります。

だからこそ、オーディションで「感じがいい人」かどうかをチェックされるのです。

オーディションで、面接官に
「この子、感じがいいな。こういう子が入ってきたら
きっと、周りとうまくやっていけるな」
そう思ってもらえたら、あなたの合格は近くなりますキラキラ

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