【分析と対策】コロナ禍のNHKキャスター・リポーターオーディション総括

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こんにちは。

NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。

2月になりましたね。

すっかり新年の挨拶をするタイミングを逃してしまいました(笑)。

さて。
相澤静アナウンススクールでは、月に1回、スクール生同士が集まっての勉強会を行っています。

先日の勉強会では今年度のNHKキャスター・リポーターオーディションを振り返って、私・相澤の「コロナ禍のNHKキャスター試験の分析」と「来年度に向けての対策」をテーマに行いました。

スクール生への共有が終わりましたので、こちらのブログでもお伝えします。

このブログを読んでいるあなた。

今年度のNHKキャスター試験はいかがでしたか?

おそらく書類審査がなかなか通過しなかったのではないでしょうか?

当アナウンススクールの生徒さんたちも、例年であれば、皆さん、書類審査を通過して、あちこち面接を受けに行くのですが、今年度に関してはなかなか書類審査が通過しませんでした。

コロナで自粛生活になり、民放のアナウンサー採用が見送られる中「NHKはスポンサーや広告は関係ないしNHKキャスター試験は通常通りでしょう」と思っていました。

しかし、予想に反して今年度はNHKキャスター試験もコロナの影響を多々受けました。

例年、NHKキャスター・リポーターオーディションの書類審査が通過する人数は10人前後です。

この10人前後の中に入るだけでも相当大変なのですが今年度はさらに人数が絞られました。

ある地方のNHKでは例年10人、面接に呼んでいたのが今年度は5名しか呼ばなかったとのことです。

おそらく他のNHKも面接に呼んだ人数が一桁というところは多いと思われます。

そして、近隣地域に住んでいる人しか面接に呼ばないという傾向も見られました。

例年ですと、書類を見た面接官が「この子に会ってみたい」と思ったら、どの地域に住んでいても面接に呼んでいます。

だから書類がよくできている方は北海道から沖縄まで地域を問わず面接に呼ばれます。

それが今年度は「地元にいる人や地元により近い人を面接に呼ぶ」という傾向がありました。

当スクールの生徒さんたちを見ていても、比較的、住まいから近い地域には面接に呼ばれていますが、放送業界経験者や現役のアナウンサーでも地方に住んでいるとなかなか面接に呼ばれなかったというのがあります。

そして、今年度の傾向として特に顕著に見られたのは、例年にも増して「なにかしらしゃべりの経験がある“経験者”が面接に呼ばれる=しゃべりの経験のない人は面接に呼ばれない」ということでした。

当アナウンススクールでは、例年、しゃべりの経験がない社会人の方をNHKキャスターに合格させてきました。

一番強いのはやはり「放送業界経験者」「しゃべりの経験者」ですが、その経験がなくても、ある年齢までであればアピールの仕方が正しければ放送業界未経験の方でもNHKキャスターに合格できます。

しかし、今年度は「しゃべりの経験がないと面接に呼ばれない」ということが起きました。

これはコロナの影響というよりもNHKキャスターの契約形態が変わったことによると思われます。

昨年度までは、NHKキャスター・リポーターは「スタッフ契約」と「出演者契約」の2つの契約形態がありました。そして、どちらの契約になるかは局によって異なります。

「スタッフ契約」というのは、簡単に言うと「契約社員」の契約です。社会三法があるので残業代や休日出勤代などが支払われます。

一方「出演者契約」というのは「タレント契約」です。社会三法がなく、年俸制のため残業代や休日出勤代などは支払われません。

「スタッフ契約」の場合、正社員のアナウンサーが一から教育をして育てることができたのですが「出演者契約」だと「タレント契約」なので、それができないのです。

日本全国のNHKがNHKキャスターの契約を一斉に「出演者契約」に切り替えたことで即戦力で使える人材がより求められるようになったのです。

また「スタッフ契約」は基本的に「3年間の契約」でしたので、入局したら、よっぽどのことがない限り、その局には3年在籍し、その後、ステップアップとしてより大きな局や地元の局などを受ける傾向がありました。

しかし「出演者契約」は「1年ごとの契約」です。

「スタッフ契約」よりも拘束される期間が短くなったこともあり、多くの現役NHKキャスターが短期間で次の局を受ける傾向があります。

受験者は現役のNHKキャスターと比べられるので、やはりしゃべりの経験のない人は書類審査が通過しにくかったのだと思われます。

以上が今年度のNHKキャスター・リポーターオーディションの私の分析です。

この分析を踏まえた上で、私があなたに伝えたいことは「来年度に向けて、今のうちから、なにかしらしゃべりの経験を積める仕事をしましょう」ということです。

3月までにNHKキャスターの募集が突然出る可能性はゼロではありません。

例年2月や3月に突如、募集が出ることがあります。

しかし、これまでのようにあちこち出るわけではありません。

先を見据えて、年度が切り替わる今のうちになにかしらしゃべりの経験を積める仕事を探して応募していきましょう。

年度が替わると採用情報は一気になくなります。

そのときになって探しても遅いです。

コロナがいつまで続くか分かりません。

しゃべりの経験がないまま来年度のNHKキャスター試験を迎えたら、おそらく今年度と同じ結果になるでしょう。

年度が替わる前の今がチャンスです。

どうやってしゃべりの仕事を探せばいいのか悩んでいるのであれば、以下のメールアドレスにメールをください。

しゃべりの経験が積める仕事の探し方をアドバイスいたします。

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