年齢制限は、NHKキャスターになってからもあります!

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こんにちは。

元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。

今日は「年齢制限」について。

NHKキャスター・リポーターオーディションの年齢制限は「30歳くらいまで」です。

しかし、例外もあります。

それは・・・

「キャリアがあれば30歳以上でも合格する」ということです。

実際に当アナウンススクールでも30歳を超えて合格しているのは、現役のケーブルテレビ局のアナウンサーだったり、フリーアナウンサーとして番組を持っている方です。

「そっか。じゃあ、キャリアを積んでからNHKキャスターに挑戦すればいいのね」

そう思った方もいるかと思います。

ちょっと待った!(笑)

確かに私は放送業界やアナウンスの経験を積みましょうと口を酸っぱくしてお伝えしています。

しかし、一年でも早くNHKキャスター・リポーターオーディションを受けたほうがよいです。

なぜなら。

「年齢制限」はNHKキャスターになった後もついて回るからです。

当スクールの卒業生で35歳でNHKキャスターになった方がいます。

彼女はその後も順調にキャリアを重ねていったのですが、あるときに年齢制限の壁にぶつかりました。

キャリアアップのために次のNHKのオーディションを受けたときに20代の新卒の子たちがライバルになったのです。

「経験があるから」と言ってもライバルが20代の若手だと勝つのは相当難しいです。

年齢やキャリアを重ねたほうがアナウンスにも深みが出たり、ニュースをお伝えするにもその背景が理解できたりと良い点もたくさんあるのですが、今の日本の放送業界は、どうしても若い人が重宝される傾向があります。

一年でも早くNHKキャスターになり、少しでも長く放送の仕事に携われるよう今年度のオーディションで合格しましょう!

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