こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
局アナ採用試験のwebエントリーで通過しやすい文章の書き方、最後のポイントです。
最近のアナウンサー希望者の履歴書や作文、エントリーシートを見ていて感じているのが「指示語の使い方が下手だなぁ」ということです。
「指示語」とは・・・
辞書で調べると「人・物・場所・方角などを表現するのに、具体的な言葉の代わりに、話し手と聞き手との位置関係によって示すもの」と記載があります。
もっと分かりやすくお伝えすると「あれ・これ・それ・どれ・あそこ・ここ・その・どの」のことです。
この「指示語」の使い方が下手な人が多いです。
「指示語」はとても便利な言葉です。
「指示語」を使うと、文字数が省けるだけでなく文章としてもとてもまとまりがあるものになります。
例えば。
NHKキャスター・リポーターオーディションに提出する作文のお題が「最近、感動したこと」だった場合、感動したことをエピソードで書いた後に「今後は、このような感動を多くの人に届けられる仕事がしたいです」などと書く。
アルバイトや仕事で培ったスキルについて書くときに「~な仕事(アルバイト)をしてきました。そこで、〇〇なスキルを身につけました。このスキルを活かして・・・」などと書く。
部活動やボランティア活動などで人前で話すことを経験しているのであれば「このような経験を活かして、今後はアナウンサーとして〇〇したい」などと書く。
年間、何十枚、何百枚の書類を添削していますが、皆さん、この「指示語」を使うという発想がないようで、とても残念に思います。
「日本語のプロ」であるアナウンサーやキャスターを目指すのあれば「指示語」を効果的に使って文章を書きましょう!
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