こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
今日は、応募書類に添付する写真についてお伝えします。
よく新卒の方から「写真はインパクトを狙ったほうがいいですよね?」というご質問をいただきます。
民放のアナウンサー採用試験では「どれだけ目立つか?」ということも重要なポイントですし、民放のアナウンススクールでは「インパクトのある写真でないと選ばれない」というような指導の仕方をしています。
だから、民放のアナウンス試験を経験してきた新卒者は「写真はインパクトのあるもの・他の受験生より目立つもの」と思いがちです。
しかし、NHKキャスター・リポーター試験においては、重要視すべき点はそこではありません。
ちょっと面接官の立場になって考えてみましょう。
あなたが面接官だったら、なにを知りたくて写真の添付をしてもらいますか?
あなたの会社の看板を背負って仕事をする人を選ぶのに事前に写真を送ってもらうのは、なぜですか?
履歴書や作文などの書面では分からない「応募者の雰囲気」を事前に知りたいとは思いませんか?
今は修正の技術も素晴らしいので、履歴書に貼付してある証明写真では「普段はどんな感じなんだろう?」というのが分かりません。
だから、全身のスナップ写真を送ってもらって、応募者の普段の姿・素の姿を判断するのです。
そういう意味の写真を「目立たなくちゃ」とか「インパクトのあるものにするためにこうしなくちゃ」と考えてしまっては、書類審査の突破も難しいかもしれません。
添付する写真は、普段のあなた・いつものあなたの魅力が伝わるような写真で充分です。
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