こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤です。
いつもは社会人のアナウンサー希望者へのメッセージなのですが、今日は大学生のアナウンサー希望者のあなたへのメッセージです。
コロナになり、放送業界も大きな影響を受けました。
民放では、アナウンサー採用試験をする予定で募集を出しましたが、途中で「今回は募集を見送ります」ということになりました。
NHKのキャスター・リポーターオーディションも募集は出ましたが、書類審査通過者が極端に少なかったり採用人数も例年に比べて少なかったりとかなり厳しい戦いになりました。
少しずつ私のところにも情報が入ってくるようになったのですが、今年度のNHKキャスター・リポーターオーディションは現役のNHKキャスターでさえ自分の希望の局に合格することが難しかったようです。
また数年前までであれば、ケーブルテレビ局などの経験者は民放のアナウンサーやNHKキャスターに合格していましたが、今年度はそれさえも難しかったのです。
つまり経験がある人でさえ合格することが叶わなかったのが今年度なのです。
ということは、放送業界の経験がない人はどうだったかというと・・・
何十局応募しても書類審査さえ通過しないということです。
民放やNHK以外の放送の仕事の経験が積めるところでさえ、面接に呼ばれたのは、しゃべりや番組制作の経験がある経験者だったとか・・・。
「新卒」という「若さ」は武器です。
しかし、それだけでは太刀打ちできない状況に変わりつつあります。
「新卒者だから若さがあるから大丈夫」とは言えなくなりました。
当アナウンススクールの生徒たちには今のうちから、しゃべりや番組制作などの経験が積める仕事を探して応募するように伝えています。
このブログを読んでいる大学生のあなたも「若いから大丈夫」と安心するのではなく、なにかしらしゃべりや番組制作などの仕事をしましょう。
これからの時代は「若さ」+「経験」が最大の武器になると思います。
可能性がたくさんある大学生のうちに最大の武器を身に付けてください。
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