こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
過去の生徒さんで航空会社の客室乗務員の方がいました。
彼女は学生時代からアナウンサーになりたくてアナウンス受験をしていたけれど、当時は地域を限定して受けていて、ＮＨＫキャスターを受ける前に客室乗務員の仕事に決まったのでＮＨＫキャスター試験は受けたことがないという方でした。
彼女は当アナウンススクールに入学し、数か月でアナウンス受験を終え、民放のアナウンサーに合格しました。
この話をすると、多くの人が「やはり客室乗務員の方は容姿端麗だし、合格もしやすいですよね」と言います。
客室乗務員の方が合格するのは、果たして、容姿端麗だからでしょうか？
彼女が数か月で合格した要因は・・・
常日頃から美しい姿勢、美しい佇まい、美しい立ち居振る舞いができてたからです。
アナウンサーは３６０度、いつでもどこから見られても美しい姿勢でいなくてはいけません。
一つひとつの動作や所作も、美しくなければテレビに映ったときに綺麗に見えません。
だから、日頃からそういったことを意識して生活をしなくてはいけないのです。
これまで多くのアナウンサー希望者の方とお会いしてきましたが、その意識が低い方が非常に多いです。
あなたは、日頃から綺麗な姿勢を保っていますか？
立ち居振る舞いはどうですか？
一つひとつの所作は美しいですか？
客室乗務員の彼女が合格したのは「客室乗務員だから」ではありません。
アナウンサーに必要な「美しい姿勢や立ち居振る舞いが身に付いていたから」です。
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