こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
今日は、私の失敗談から。
新卒時代はたくさん失敗をしてきたので、お伝えするのも恥ずかしいのですが・・・。
私のような失敗をしてほしくないので、お伝えします。
笑いながら読んでください(笑)。
アナウンサー希望の方とお話しするとよく訊かれることがあります。
それは「どんなエピソードだと印象に残るのでしょうか?」ということ。
特に民放のアナウンススクールに通っている新卒の方から多い質問です。
きっと「いかに目立つか?」を重要視しているのでしょう。
しかし、奇をてらう必要はありません。
あなたがこれまでに力を注いできたこと・努力をしてきたこと・あなたが「当たり前」と思っていることで他の人がしていないこと・・・等々、日々の生活の中でのエピソードで充分です。
ただ、その「伝え方」が大事です。
書類であれば、読み手が想像しやすいように。
面接であれば、聞き手が想像しやすいように。
初めて読んだ(会った)人があなたの姿をありありと想像できることが一番大切です。
私は、新卒時代に「他の人よりも目立つことを書かなくちゃ(話さなくちゃ)」と思って、こんなエピソードを考えました。
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先日、水仙の鉢植えを買いました。
水仙の●●なところが好きです。
この鉢植えを買ってから、私は、毎朝、水仙に話しかけています。
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確か、このようなエピソードだった気がします。
私はこのエピソードで「いける!」と真剣に思っていました。
しかし、当時通っていたアナウンススクールの先生から言われたのは「相澤さん、水仙の花に話しかけている人って怪しいですよね」と(笑)。
そして「いたって普通のことを普通に話せばいいのですよ」と言われました。
当時は、このエピソードがなぜ良くなかったのかがピンときていませんでしたが、今なら先生がおっしゃっていたことがとてもよく分かります(笑)。
あなたは「他のライバルたちよりも目立とう」として「奇をてらったこと」を書類に書こうとか、面接で話そう、などとしていませんか?
「奇をてらう」ことが目的だとやりがちです。
奇をてらわず、あなたのありのままを伝えましょう。
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