こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤です。
今日は、少し辛口で（笑）「相澤静アナウンススクール」についてお伝えします。
当アナウンススクールの特徴はいくつかありますが、他のスクールにはない特徴のひとつが「スクールの入学は許可制」ということです。
私・相澤が「この子は頑張れば合格できる」と判断した方のみ、スクールの入学を許可して生徒さんになってもらっています。
なぜ、そんなことをしているのかというと、局アナ受験には厳しい条件があるからです。
例えば「年齢」。
「局アナになりたい」という人は、私のように子供の頃から「どこの大学に行く」とか「マスコミのサークルに入る」「アナウンススクールに通う」などと進路を決めています。
もちろん、中には「大学生になってからアナウンサーの仕事に興味を持ち始めた」という方もいます。
小さい頃からアナウンサーを目指している方でなければ、アナウンサーになれないというわけではありません。
しかし、30歳を過ぎてから「調べてみたら、NHKキャスターという仕事があるのを知って、やってみたいと思いました」という方は、なにを勘違いしているんだろうと思います。
次に「キャリア」「経験」。
「年齢」とも関係してくるのですが、放送業界やしゃべる仕事の経験やキャリアがない方。
新卒者であれば「若さ」という武器があるので、放送の仕事が未経験でもまだいいのですが、社会人の年齢で放送業界の経験やしゃべりの経験がないと、まず、合格は難しいです。
一般企業の転職でも「経験」や「キャリア」がないと合格はできません。
アナウンス職は「専門職」なので、より一層、この「経験」や「キャリア」がないと箸にも棒にも掛かりません。
このことを分かっていない方も多いです。
簡単に「局アナになれる」と思っているアナウンサー希望者が多すぎます。
「局アナ」は望めば誰でもなれる職業ではありません。
採用試験を受けるには厳しい条件があります。
そして、何百倍・何千倍という倍率をくぐり抜けて、最後のたった一人に選ばれないと「局アナ」にはなれないのです。
あなたは、自分をちゃんと客観視できていますか？
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