こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
当アナウンススクールでは、面接を受けたあとに面接を振り返る「面接ノート」を作ることを推奨しています。
スクール生には、この面接ノートを作成してもらった後に提出してもらっていて、きちんと面接官の質問に答えることができたか・余計なことは言っていないかをチェックしています。
面接ノートを見て、多くのアナウンサー希望者が「面接官の質問に的確に答えられていない」ということに気が付きました。
例えば。
面接官に「あなたの得意分野はなんですか?」と訊かれたら、あなたはなんと答えますか?
正解は・・・
「映画です」
「語学、特に英語です」
「スポーツです」
というような答えが正解です。
しかし、この質問に対して「はい。私は自分の足を使って話題を探すことが得意です」「私は相手の立場に立って言葉を発することが得意です」と答える方がいます。
あなたの得意分野はなんですか?→自分の足を使って話題を探すことです
これでは、会話が成り立っていません。
他にも。
「○○(一般常識的な言葉、例えば「後期高齢者」など)という言葉を説明してください」と言われたとき、あなたはなんと答えますか?
「言葉を説明してください」と言われているので、その言葉の意味を説明するのが正解です。
それなのにもかかわらず・・・
後期高齢者について説明してください→はい。○○○○だと思います。
あなたの意見を聞いている質問ではありません。
言葉の意味を知っているかどうか確認する質問です。
面接官と会話ができていない人というのは、このような受け答えをします。
これでは質問に的確に答えることができていないので、面接官から「この子はコミュニケーション力がない」と判断されます。
あなたは、ちゃんと面接官と会話ができていますか?
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