こんにちは
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの
相澤静です。
前々回、アナウンサー試験では、控室の様子も見られているということをお伝えしました。
アナウンサー試験では“キク姿勢”も見られているのです。
アナウンサーの仕事は「キク」ことから始まります。
取材相手に話を「訊く」。
取材相手の思いを「聴く」。
この「キク姿勢」がオーディションでも見られているのです。
例えば。
集団面接のとき。
あなたは、「自分が面接官になにを聞かれるか」「自分はどんな話をしようか」ということで頭がいっぱいになってはいませんか
他の受験生が話しているのをしっかりと聴いていますか
受験生と面接官のやり取りを聴いていますか
他の受験生が話しているときに自分のことばかり考えていては、面接官に「キク姿勢」がないと思われてしまいます。
自分以外の人が話しているときには、以下のことに気を付けて話を聴きましょう
首だけでなく身体全体を話し手に向ける
うなずく
相槌を打つ
ただ「黙っている」ことが「話を聞いている」ということではありません。
「あなたの話を私は聞いていますよ」というサインを送らなくては、話を聞いているということにはならないのです。
アナウンサーに必要な「キク姿勢」。
オーディションでも見られているのです。
☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆