こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
続々とNHKキャスター・リポーターオーディションが始まってきましたね。
あなたは、書類の作成、間に合っていますか?
これから、一日に4局も5局も締め切りが重なるということも出てきますので、早め早めに準備をしておきましょう。
さて。
今日は「志望動機は局によって変える?」をテーマにお伝えします。
当アナウンススクールの生徒たちの応募書類を見ても、局によって志望動機を変えています。
果たして、これは正しいのでしょうか?
指導者によっては「局ごとに志望動機は変えるべきでしょう」と言う方もいるでしょう。
しかし、私は「基本的に志望動機は変える必要はない」と指導しています。
なぜなら。
志望動機がコロコロ変わるということは「本当にアナウンサーになりたいのだろうか?」「アナウンサーになって、なにがしたいのだろうか?」という印象を面接官に与えるからです。
面接では、様々な角度から、あなたの「アナウンサーになりたい理由」を訊かれます。
その都度、志望動機で話すことが変わると、面接官は混乱します(笑)。
もちろん、変える部分はあります。
例えば。
「将来ビジョン」のところ。
ここでは、その土地であなたが取材したいこと・番組で取り上げてみたいことをその土地に合わせる必要はあります。
ただし、注意が必要です。
「地域の歴史や祭り」に興味・関心があるのに、A県では「A県の歴史や祭りを取り上げたい」と言い、B県では「B県で頑張るシニア世代を取り上げたい」、C県では「C県の町の取り組みを伝えたい」などと、取り上げる物事をコロコロ変えると「本当にアナウンサーとしてやりたいことはなんですか?」と思われます。
また、自分としても、そんな風にコロコロ変えると「私は一体、なにをやりたいのだろう?」と分からなくなります。
「志望動機」は、基本的には局によって変える必要はありません。
しかし「将来ビジョン」で語ることは、受験先によって一部変える必要があります。
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