こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
前回は「趣味や好きなことに没頭しましょう」とお伝えしましたが、体験説明会でお会いする方々の趣味や好きなことを見ていると「ウォーキング」「ヨガ」「料理」などの趣味を語る方が多いです。
しかし、これらは面接官からは興味を持たれにくいです。
民放のアナウンサー採用試験とNHKのキャスターオーディションは採用の仕方が違うので、一概にそうだとは言えませんが、面接官の方は往々にして「おじさん」です（笑）。
中には女性の面接官や現場の30代の面接官もいるとは思いますが、40代以上の男性が圧倒的に多いです。
あなたの趣味や特技は、40代以上のおじさんが興味・関心を持つ話題になっていますか？
私がアナウンス受験をしていたときによく言われていたのは「面接官はゴルフの話題ができる人が好きらしい」ということ。
当時は理由が分かりませんでしたが、今なら分かります。
おじさん、ゴルフ、好きなんですよね（笑）。
以前、当アナウンススクールの生徒さんで車と車の運転が好きな方がいました。
最初、その生徒さんは「趣味・特技」の欄に「料理」と書いていたのです。
それが色々と話を聞いていくうちに「車が好きなんです」ということが分かったので、私は「趣味・特技」の欄を書き直すように伝えました。
その後、書類審査が通過し、面接では「趣味・特技」の欄に書いた車の話で盛り上がったそうです。
客観的に見て、あなたの趣味や特技は、40代以上のおじさんが興味・関心を持つものになっているでしょうか？
今一度、見返してみてください。
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