こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
よく訊かれる質問のひとつに「NHKキャスターに合格する人の共通点を教えてください」というのがあります。
「何をしたから合格した」というのではなく、次の2つのことが共通点として挙げられます。
1.最後まで諦めないこと
2.思いつく限りの努力をすること
何度不合格になっても、最後の一人に選ばれるまで希望を捨てずに試験を受け続ける人がNHKキャスターに合格します。
アナウンス受験はそうそう簡単に書類審査は通過しませんし、書類審査が通過して面接に行っても、最後の一人に選ばれない限りは合格できません。
そして「どこが悪くて不合格になったのか?」が分からないので、何をどのように改善すればいいのかもよく分かりません。
だから、精神的にとても辛いです。
しかし、それでも諦めずに合格するまで受け続けること。
このことこそが、私が指導してNHKキャスターに合格した方々の共通点です。
2つ目の「思いつく限りの努力をする」は、このブログでも何度もお伝えしていますが、とにかく、ありとあらゆる「アナウンサーになるための努力をする」こと。これに尽きます。
世の中には簡単にアナウンサーになる人もいますが、簡単にアナウンサーになれない人は、並々ならぬ努力をして合格を勝ち取るしかないのです。
・表情が固いのであれば、表情を柔らかくするためにはどうしたらいいか
・話すときに目線が泳ぐのであれば、どうすれば相手にしっかりと目を向けて話せるか
・会話の瞬発力がないと思うのであれば、会話の瞬発力を付けるトレーニング方法を実践する
・面接で緊張するのであれば、緊張しないようにするにはどうしたらいいか考える
・猫背気味であれば、猫背を改善するための体操をする
などなど、とにかく考えられる努力をする。
参考までに私がアナウンサーになる夢を追いかけていたときにやっていたことをご紹介します。
~アナウンス受験対策編~
・ニュース原稿読みの練習
・発声、発音、滑舌の練習
・好きなアナウンサーや番組の研究
・時事問題の対策
・漢字の勉強
・ビデオや鏡の前で話す練習
・ほほえみの練習
~仕事編~
・ケーブルテレビ局のアルバイト
・コミュニティFMのリポーター
・六本木ヒルズ内を案内するツアーガイド
~趣味編~
・茶道を習う
・浴衣の着付けをマスターする
・茶道具を見る
・陶芸を体験する
・自分磨きスクールに通う
・毎日散歩する
・毎日料理をする
ほんの一部ではありますが、こういったことをしていました。
他にも自分に足りないと思うことに対しては、とにかく思いつく努力をしていました。
あくまでもこれは私の一例ですので、あなたはあなたが考える努力をしてください。
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