こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
今日は社会人でアナウンサーになりたいあなたに向けてのメッセージです。
これまでたくさんの社会人のアナウンサー希望者にお会いしてきました。
皆さんの多くが「履歴書や作文でPRする内容がないんです」と言います。
そして、数年前の学生時代の話をします。
「学生時代にミュージカルサークルに入っていました」
「大学で○○のボランティア活動をしました」
「学生時代には海外に行き、そこで出会った方々と一緒に○○をしました」
もしあなたが現役の大学生で、現在進行形でミュージカルサークルに入って活動していたり、ボランティア活動をしていたり、海外の方と活動をしているのであればなんの問題もありません。
しかし、あなたは、現役の大学生ではありませんよね?
大学を卒業したのは何年前ですか?
そんな何年も前の話をしているということは、今のあなたはなにをしているのですか?
大学を卒業したのが一年前だとしましょう。
一年前の話をする社会人を、あなたはどう思いますか?
私は、社会人として働いているのに何年も前の学生時代の話しかしない、学生時代の話しかできない人に対しては、まったく魅力を感じません。
あなたは、今の仕事で培った能力や経験がありますよね?
なぜ、それをアピールしないのですか?
あなたが普段している仕事。
その仕事、ひとつひとつが話題になります。
なぜなら。
NHKキャスターは「一会社員」だからです。
多くのアナウンサー希望者が勘違いしているのが「なにか特別な経験がないとアナウンサーにはなれないのでは?」ということです。
「私はアナウンサーになりたい気持ちは強いのですが、他の人と比べたときに人に誇れる特別な経験がなくて・・・」という方がいます。
他の人と比べたときに人に誇れる特別な経験ってなんですか?(笑)
そもそも「人に誇れるかどうか?」なんて価値観が違えば違いますよね?
アナウンサーは目に見える仕事が華やかな部分です。
だからか、その華やかな部分に目が行きがちで「私の経験なんて・・・」と思ってしまう人が多いようです。
NHKキャスターの仕事は9割が裏方の仕事。
地道に話題を探したり調べ物をしたり、原稿を書いたり番組コーナーの演出を考えたり、そういった仕事の方が圧倒的に多いのです。
だから、あなたの日々の仕事が充分活かせるのです。
あなたは仕事をするときに、どんなことに気を付けていますか?
業務の効率化のためになにを工夫していますか?
お客様と接するときの失敗エピソードはどんなことですか?
その失敗から、なにを学びましたか?
一つひとつ深堀りをしてみてください。
必ず、履歴書や作文で書く話題・面接で話す話題が見つかります。
もし、なにが話題になるのか分からない・自信がないというのであれば、ぜひ一度、相澤静アナウンススクール体験説明会にお越しください(笑)。
随時開催しています。
遠方の方には、skypeで実施しています。
相澤静アナウンススクール体験説明会の詳細・申し込みは以下のURLからどうぞ。
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