こんにちは。
元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。
今日は「第一印象」を決める視覚情報の中の「身だしなみ」についてです。
まずは、以下のキーワードを押さえてください。
「清潔感」
「誠実さ」
「さわやかさ」
NHKキャスター・リポーターは、幅広い年代の方々を取材します。
老若男女、皆さんに好印象を持ってもらう必要があります。
そういった意味からも、オーディションではそこを意識してください。
女性なので「華やかさ」は求められます。
しかし「華やか」と「派手」は違います。
それでは、スーツからみていきましょう。
よくアナウンサー試験では「パステル系のスーツだと印象がいいらしい」「白色のスーツは合格しやすいらしい」などという「スーツの色で合格が決まる」というような噂があります。
民放では、それも一理あるかもしれません。
しかし、NHKキャスター・リポーターでは求められているものが民放とは180度違うので、スーツの色で合否が決まるなんてことはありません。
私がNHK室蘭放送局に合格したときは、グレーのスーツにインナーはピンクのシャツ、リクルート用のパンプスでした。
そうかと思えば、私の後輩にあたる子がオーディションを受けたときには、真っ白のスーツでパンプスも白のパンプスでした。
(このとき、私は、運営スタッフとして、室蘭局のオーディションに携わっていました)
スーツは、あなたが自信を持って面接に臨める色であれば、どんな色でも構いません。
あくまでも「清潔感」「誠実さ」「さわやかさ」これらを感じさせるスーツで臨みましょう。
次回は、ヘアスタイルについてお伝えします。